こんにちは、てぃーです。
今回は、スティーブ・ジョブズ氏に続く天才として話題に事欠かないイーロン・マスク氏を取り上げたいと思います。
彼の数々の成功とその根底にある仕事に対する考え方から皆さんの人生に活かせるエッセンスをお届けできればと思います。
目次
プロフィール
生年月日:1971年6月28日
出身:南アフリカ共和国
Twitter:twitter.com/elonmusk
経歴
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1972年
コンピューターを購入、プログラミングの勉強を開始(10歳)
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1974年
シューティングゲームBlasterのコードを販売(12歳)
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1995年
大学院を退学し、Zip2を設立(24歳)
スタンフォード大学大学院へ進学するも2日で退学
NYタイムズなどのメディアにオンラインコンテンツを提供するZip2を設立 -
1999年
Zip2を売却し、X.com(後のPaypal)を起業(28歳)
Zip2社をCompaq社へ3億7百万ドルで売却
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2002年
PaypalをeBayに売却し、SpaceXを創業(31歳)
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2004年
テスラに出資し経営に乗り出す(33歳)
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2006年
ソーラーシティを設立(35歳)
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2016年
ボーリングカンパニー、ニューラリンクを設立。(45歳)
SpaceX
2002年に創業した民間宇宙ベンチャー。
50~60億円もの開発費用がかかるロケットを再利用することで1回あたり500万円程度の価格で飛ばすことを目指しています。
テスラ
2003年にシリコンバレーを拠点に創業、2008年にイーロン・マスクがCEOに就任したことで、初の電気自動車に特化したメーカーとしてのブランドを世間に広めることに成功しています。
タッチスクリーンやオートパイロットなど先進的な機能を搭載しながら、モデル3のように大衆向けのラインナップを拡充するなど既存の自動車メーカーとは一線を画す製品戦略を展開しています。
ソーラーシティ
2006年にシリコンバレーを拠点に創業、全米最大級の太陽光発電システムを提供する同社を2016年にテスラ社の傘下に加えることで、消費者個人がエネルギーの自給自足を実現すできる世界へと一歩前進しました。
通常の屋根瓦と比べて耐久性の高いTesla Glassを採用することで長持ちして、発電による節約効果もあり、地球にも優しいとあれば、他の選択肢はないはずと売り出しています。
ボーリングカンパニー
地下トンネルを利用した3次元の移動を可能とするため、2018年に創業された掘削会社です。
ドローンなど空中を移動する可能性が模索される中で、天候に影響されず地上の安全も担保される地下を移動することのメリットをイーロン・マスクは提唱しています。
エレベータで地上と地下を行き来し、車輪を搭載した車でトンネルを高速で移動するデモも披露されています
ニューラリンク
脳性麻痺などの疾患を抱えた患者でも身体の自由を手に入れることが出来る世界を実現するために、2017年にイーロン・マスクによって創業されたスタートアップです。
具体的には、脳に埋め込んだ「N1センサー」というチップから耳の後ろに装着する「Pod」というデバイスを経由してBluetoothで接続されたコンピュータと情報の送受信が出来る仕組みです。
仕事観
こちらは2011年南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院の卒業式で、仕事において大切な4つのポイントを語っているスピーチです。具体的には、以下の4つが大事であると卒業生に伝えています。
①Work super hard
弟と起業した最初の会社(Zip2社)での話を引き合いに出して、起きている間はずっと働くことが大事であると伝えています。
②Attract great people
企業は人と人が集まって作るものなので、優秀な人と一緒に仕事をすることが大事であると伝えています。
③Focus on signal over noise
テスラ社は広告には投資をせず、研究開発、製造、デザインに対して投資をしているという話を引き合いに出し、製品・サービスを良くすること以外に努力することはすぐにやめるべきと伝えています。
④Don’t just follow the trend
流行りに追従するのではなく、物理的なアプローチや原理原則をもとに考えることが大事であることを伝えています。
こちらの動画では、イギリスの放送局BBC Newsのインタビューの中で彼のビジネスの根底にある人生観を伺い知ることが出来ます。人は未来に対してワクワクするプロジェクトをやりたいと思うもので、人生は課題解決以上のものであるべきであると話しています。
最後に
今回の記事を書くにあたりイーロン・マスクのインタビュー動画を色々と見ましたが、彼のモチベーションはとにかくシンプルで、世の中の課題を解決するために・・・というよりは、今より良い世界、ワクワクする世界を造りたいという想いに尽きるということが印象的でした。
私自身も社内のビジネスコンテストに参加したり、新しい企画の提案などをしていますが、課題解決のアプローチであることが多く、やはり凡人の発想でしかないことを痛感させられました。
こちらの本も読んでみてください。
今回は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!