TechCrunchのプレミアスタートアップコンペティションをチェックしてみよう。

こんにちは、Roshiです。

TechCrunchというニュースサイトに投稿されている記事を読むことで、世界で起こっている様々な動きを知ることができます。

今回は数ある記事の中でも、スタートアップというトピックに絞って英文記事を読んでみました。

プレミアスタートアップコンペティションとは

Unsplash より

今回ご紹介する記事について

今回ご紹介する記事は、下記になります。

日本語訳)
・スタートアップバトルフィールドがTechChrunchによって現実のものとなる。

記事の文中に、今回の「スタートアップバトルフィールド」の概要について以下のように書かれていました。

Pitch というワードは、イベントの中の発表(コンテスト)という意味になります。

ビジネスコンテストでは、参加者が自分の案を出し合って時間制限を設けて発表をします。

この発表する行為をピッチといいます。

Pitch on TechCrunch’s main stage in our premier startup competition. Free to apply and free to participate if selected. Startup Battlefield applicants may be contacted for TC Top Picks and Startup Alley opportunities if eligible.

TechChrunch より

日本語訳)
・TechCrunchのプレミアスタートアップコンペティションのメインステージに参加しましょう。
・申し込みは無料です。また、当選した場合はもちろん無料です。
・TCのトップピックとStartup Alleyに当選した場合は、スタートアップバトルフィールドの応募者に連絡をする場合があります。

TechChrunchは、世界中に知名度があるニュース媒体であるだけに、色々な国からの応募者が殺到しそうですね。

英文記事を読む際に大事なポイントについて

申し込みは無料とありますので、もしご興味があればこの機会に応募してみるのも良いと思います。

ただし、お申し込み時には英語で登録が必要になります。

こういった新しい情報はまずは英語でリリースされることが多いため、少しずつ英語に対する耐性をつけておくことが大切だと思っています。

今回の記事では、英語の記事を読む際に大事なポイントをお伝えします。

Unsplash より

公募系の記事を読む際のポイント

目次:

  1. 記事のボリュームをチェックする。
  2. 記事のタイトルを読む。(今回は、公募しているイベントの宣伝です。)
  3. 段落を意識して、段落ごとの主旨を掴むように文章の1文目を読んでいく。

手順については、上記の通りになります。

今回ご紹介する記事の全体のボリュームはそこまで多くないため、慣れてくると少しずつ早く読んでいけるレベルだと思います。

1. 記事のボリュームをチェックする。

今回の記事は、全体でおよそ13段落くらいの文章量です。

また、スクロールも1回〜2回で最後の文章まで進めることができます。

このくらいの文章量であれば、極端な話、文章の全体を読まなくても記事全体の概要は十分把握することができます。

2. 記事のタイトルを読む。

次に、記事のタイトルを読み、記事全体で何を訴求しているのか概要を掴みます。

今回のタイトルは、以下の通りです。合わせて日本語訳もつけておきます。

Startup Battlefield is going virtual with TechCrunch Disrupt 2020

TechChrunch より

日本語訳)
・スタートアップバトルフィールドが、TechCrunch Disrupt 2020で現実のものになろうとしている。

この文章から、TechChrunchが2020年にイベントを催す予定で、さらにそのイベントのタイトルが「TechCrunch Disrupt 2020」であることが分かります。

3. 段落を意識して、段落ごとの主旨を掴むように文章の1文目を読んでいく。

Unsplash より

続いては、それぞれの段落で何を主張しているのかという観点から、文章を読んでいきます。

また、段落を読むコツとして、タイトルから連想される記事の内容をイメージしながら読んでいくと良いです。

つまり今回の記事の場合、以下のようなイメージをしながら、段落を読んでいくと良いです。

  • 「タイトルは、ピッチコンテストについて」だ。
  • 「ピッチコンタストへの申し込みは無料」と冒頭に書いてあった。
  • 上記の流れから一般的な構成を考えると、「イベントへの申し込み方法が後ろのほうに書かれていて、最後にイベントについての魅力づけをプロモーションとして行う」かもしれない。

今回の記事では、中盤の段落に先頭の単語が、太字になっています。

太字の部分を読み進めていくことで、ピッチコンテストの申し込みに必要な手順の概要を掴むことができるかもしれません。

早速、後半の段落についても読んでみましょう。

Apply. You’re eligible — no matter where you are around the world — if your company meets these criteria: it’s early-stage; you have an MVP that includes a tech component (software, hardware or platform); your company has not received much, if any, major media coverage. 

TechChrunch より

日本語訳)
応募しなさい。
・そこのあなたにも参加権があります。世界中のどこにいても、以下の条項を満たす限り、あなたにも参加権があります。
・あなたがソフトウェア、ハードウェア、プラットフォームエンジニアとして過去に会社で表彰されたことがあるのなら、参加権があります。
・もしくは、それほど実績がないとしても、主となる実績があれば問題ありません。

Prepare for battle. All competing teams go through a free weeks-long training with the TechCrunch team.

TechChrunch より

日本語訳)
戦いに備えなさい。
・全ての競合チームは、無料のトレーニング週間をTechChrunchのチームから提供されます。

Compete. When game day arrives, each team presents a six-minute pitch to a bevy of judges consisting of top VCs and technologists.

TechChrunch より

日本語訳)
競いなさい。
・ゲーム開始日が到来すると、全てのチームは6分間のピッチの時間を与えられ、参加者の集団はトップレベルのベンチャーキャピタル陣やテクノロジー陣にジャッジされます。

Network and grow your business. Although only one startup wins the cash, all Startup Battlefield competitors gain invaluable exposure to investors, media and potential customers — and they join the ranks of the Startup Battlefield Alumni. 

TechChrunch より

日本語訳)
ネットワーキングをして、あなたのビジネスを成長させなさい。
・優勝をするのはただ1チームだが、全てのチームに勝ちをつけられないほどの貴重な発見を投資家やメディア、見込み顧客から得ることができる。
・そういうメリットがあることから、彼らは毎年スタートアップのバトルフィールドに参加するのだ。

いかがでしたか。

今回は記事の中の全ての文章を読んでみた訳ではありませんが、
段落ごとの主旨を意識しながら文章を読み進めることで、記事全体の大きなニュアンスを理解することができました。

他の記事でも同様の方法で概要を把握することもできますので、是非みなさんもチャレンジしてみてください。

また、今回ご紹介した方法はあくまでも1例ですので、
他のジャンルの記事だと、今回の手法だと全体像を把握することができない可能性があります。

そのときは別の観点から記事を読んでみることをお勧めします。

機会があれば、このブログでも別記事として取り上げてみたいと思います。

今回は以上になります!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!