ノルウェーデザインの風変わりな魅力 part1

こんにちは、Roshiです。

みなさんはノルウェーという国をご存知ですか?

ノルウェーは、北ヨーロッパのスカンジナビア半島の西部に位置している国で、豊かな自然と創造的な建築物や、魅力的なデザインで有名な国です。

Wikipedia より

首都はオスロという港湾都市で、古くから他国との貿易が盛んな都市です。

※脱帽ラボでは、他の国々の首都に関する記事も読んでいます。過去の記事へのリンクはこちらから。

脱帽ラボ(過去記事)

今回は、そんなノルウェーに浸透している風変わりなデザインの魅力に関する記事を読んでみようと思います。

ノルウェーに興味のある方や、デザインに興味のある方は特にご覧になってください。

※とにかく綺麗な風景が広がる国として有名ですので、関連する動画のリンクを貼っておきます。お仕事の息抜き等にどうぞ!

YouTube “10 Best Places to Visit in Norway – Travel Video”

ノルウェーデザインの魅力

今回読んでいく記事について

今回は、世界的に有名なニュース媒体である “BBC news” から引用します。

The quirky charm of Norwegian design

BBC news

全体的にボリュームのある記事になっていますので、今回は冒頭部分を読解していきたいと思います。

それぞれの段落で何を訴求ポイントとして設定しているのかを整理しながら、着実に読んでいきます。

ノルウェーの気質は恥ずかしがり屋だが、デザインには遊び心がある。

The national temperament of Norway is shy, and the design aesthetic is playful and unique. Clare Dowdy explores why this overlooked country has a Scandi style all of its own.

BBC news

日本語訳)
ノルウェーの気質は恥ずかしがり屋だが、デザインに現れている感情には、遊び心があり、とてもユニークである。
まだ探求できる要素を残すノルウェーについて、なぜスカンジナビアスタイルを宿しているのか、その理由を探ります。

スカンジナビアのデザインにはいくつも特徴があり、何十年も文化が続いている。

Minimal, functional, good-looking and democratic – Scandinavian design is a major force in furniture and interiors, and has been for decades. This corner of northern Europe is awash with mid-century design legends like Arne Jacobsen, Verner Panton, Alvar Aalto and Bruno Mathsson.

BBC news

日本語訳)
最小限で、機能的であり、見栄えがよく民衆的という点がスカンジナビアのデザインとしての特徴です。そのデザイン力は家具やインテリアに活かされており、何十年もの間続いています。
北ヨーロッパのこの一角は、アルネヤコブセン、ヴァーナーパントン、アルヴァーアアルト、ブルーノマスソンなどのミッドセンチュリーデザインの伝説で溢れています。

Unsplash より

ミッドセンチュリーデザインとは?

家具屋さんなどで目にすることの多い「ミッドセンチュリー」というワードですが、具体的には何を指すのでしょうか。

直訳すると、「世紀の中間」ということになりますが、これでは分かったような分からないような、それこそ「理解の中間」みたいなことになりますので、もう少し分解してみます。

年代でいうと、1950年代を中心に、1940〜1960年代にdesignされた家具やインテリアをミッドセンチュリーとして分類しているようです。

そこから派生して、ミッドセンチュリー家具、ミッドセンチュリーインテリア、ミッドセンチュリーデザインという呼び名で使われているということが分かっています。

代表するデザイナーの方などは、下記のサイトにまとめられていましたので、もしご興味があればご覧になってください。

ミッドセンチュリーとは?

https://vanilla-kagu.com/fs/design/c/mid-century

いかがでしたか。

今回はノルウェーのデザインに関する英文記事の冒頭部分を読んでみましたが、国の文化や歴史(今回はデザイン)という観点の記事は、英語のレベルも上がってきますので、読むのにある程度時間が必要になります。

今回の文章であれば、“The national temperament of Norway is shy, and the design aesthetic is playful and unique.” といった部分は、ノルウェーという国に対して、恥ずかしがり屋などの表現がされているので、初めて読む方にとっては少し訳し方に悩む部分になるかと思います。

次回は、続きの文章を読んでいきますが、個人的には少し読解しにくい表現が連続してあったため、単語の意味を一つ一つ調べながら読解していきたいです。

(参考までに載せておきます。)

As far as populations go, Norway isn’t the region’s minnow – with a population of 5.4m, it’s about the same size as Finland and Denmark, and all three are around half the size of 10m-strong Sweden. Despite that, Norwegian design has been punching below its weight. To call this wealthy nation the poor relation seems a bit of a stretch – but when it comes to design, it has a ring of truth. Among its neighbours, the Norwegian national stereotype is of an uneducated country bumpkin in a knitted sweater, with a fish close at hand. Yet this outdated cliché and its lowly position in the Scandi design pecking order has given Norwegian creativity its own flavour, and a potential edge.

BBC news

今回は、以上になります!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ノルウェーデザインについて気になる方は、以下の文献も参考にしてみてください。