世の中のためになる、Bluetoothを使った革新とは?

こんにちは、Roshiです。

今回は前回投稿した記事から派生して、Bluetoothを使った最新事例について、紹介をしてみたいと思います。

世の中のためになる、Bluetoothを使った革新とは?

Unsplashより引用

Bluetoothとは。

Bluetoothについて、検索すると様々なサイトで紹介がされていました。

いくつか表現はあるかと思いますが、試しに以下の文章を読んでみましょう。

Bluetooth is a way of exchanging data wirelessly over short distances, and is an attempt to do away with your computer’s jungle of wiring.

Using a special radio frequency to transmit data, it creates a short range network. It is very secure and can connect up to eight devices (items of electronic equipment) at the same time. The chip can be plugged into items such as computers, digital cameras, mobile phones and faxes.

WebWiseより引用

1文目は、Bluetoothが無線の通信技術であり、その技術によってデータを通信(やりとり)することができると書かれています。

また、その特徴としては近距離での通信を得意としている点が挙げられてます。

さらに、無線なのでパソコンの周辺がジャングルのように絡み合うということがないようです。

2文目は、Bluetoothが最大8つのデバイスと同時に繋がることが出来ると書かれています。

Bluetoothが通信できるデバイスは、パソコンだけではなく、デジタルカメラやスマホやファックスなど色々ありますね。

Bluetoothの使い方。

続いてBluetoothの使い方に関する文章をみてみましょう。

The process of connecting two Bluetooth devices is called “pairing.” Generally, devices broadcast their presence to one another, and the user selects the Bluetooth device they want to connect to when its name or ID appears on their device. As Bluetooth-enabled devices proliferate, it becomes important that you know when and to which device you’re connecting, so there may be a code to enter that helps ensure you’re connecting to the correct device.

Lifewireより引用

“The process of connecting…” から始まるので、Bluetoothの通信方法について書かれている、ということが分かります。

さらに続きの文章は、以下のように訳すことが出来ます。

「2つのデバイスがBluetoothで繋がることを “ペアリング” と言います。」

「ユーザーは、Bluetoothを利用できる端末上で、自分自身がBluetooth接続ができる設定にすることで、周辺にあるBluetooth端末からの接続を承諾したり、自ら接続可能なBluetoothを探しに行ったりすることが出来ます。」

「Bluetooth接続は、IDとパスワードをあらかじめ決めておくことで、信頼のおける接続を確立することが出来ます。」

余談ですが、Bluetoothの身近な例だと、ゲームのコントローラーなどがありますよね。

Unsplashより引用

Bluetoothを使った最近の事例とは?

Unsplashより引用

ここまではBluetoothの基本的な内容でした。

ここからは、Bluetoothを使った最近の事例について見ていきましょう。

以下の文章は、TechChrunchでも紹介されている、COVID-19に対抗するためにBluetoothが使われている事例です。

A quick example of how a system like this might work:

1. Two people happen to be near each other for a period of time, let’s say 10 minutes. Their phones exchange the anonymous identifiers (which change every 15 minutes).

2. Later on, one of those people is diagnosed with COVID-19 and enters it into the system via a Public Health Authority app that has integrated the API.

3. With an additional consent, the diagnosed user allows his anonymous identifiers for the last 14 days to be transmitted to the system.

4. The person they came into contact with has a Public Health app on their phone that downloads the broadcast keys of positive tests and alerts them to a match.

5. The app gives them more information on how to proceed from there.

TechCrunchより引用

COVID-19の対策として、10分程度の対面接触があると感染する可能性が疑われていますが、このBluetoothの事例は、その特性とBluetoothの特性をうまく用いながら、COVID-19の感染拡大を防ぐために活用されている良い事例だと感じました。

過去に一度でも10分程度の対面接触を持った人同士のうち、一方がCOVID-19に感染すると、もう一人の方向けに通知がされ、過去14日の間に接点があった他の方への影響を警告してくれるという仕組みになっているようです。

理想的には、「COVID-19に感染している人が集まるエリアが表示できる」、というところまで機能が到達できれば良いのですが、そこまで求めてしまうとプライバシーの問題も出てきてしまう恐れがあるので、慎重な議論が必要です。

今回ご紹介した記事では、残念ながらそこまでの話は書かれていないのですが、もしそこまで管理されるようになれば、感染経路を回避しながら生活ができるので、より良いソリューションになりそうですよね!

Bluetoothを使った製品のリンクを貼っておきますので、もしご興味あればご覧ください!

今回は以上になります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。